シェルボーンムーブメント Q&A

Q.シェルボーン・ムーブメントとは、何ですか?

 

A.英国の体育教師・理学療法士ベロニカ・シェルボーンが考案したものです。身体運動理論をもとに、さまざまな動きの質を経験します。ヨーロッパ諸国、カナダや台湾、日本等でも実施されています。北海道では、2000年代から札幌市立小学校にある通級指導教室担当者1名が通級の授業やボランティア活動で実践してきました。友愛Ⅰには現時点で日本で4人しかいない国際シェルボーン協会インストラクター(日本シェルボーン・ムーブメント協会役員)の一人がおり、これから北海道・東北地方において、このムーブメントを広めます。

 

 

 

Q.シェルボーン・ムーブメントの目的は何ですか?

 

A.子どもたちの発達面(対人スキル・運動・情緒など)を促し、安心して人と関わりながら、自己肯定感が高まるようにします。大人や高齢者も、身体の心地よさを感じられ、他の人(子どもを含む)と安心してかかわりを持てるようにします。

 

 

 

Q.シェルボーン・ムーブメントはどのように実践しますか?

 

A.道具・音楽はいっさい使いません。そして、床の上で個人、パートナーそして複数のお友だちや先生と一緒になって様々な運動をします。

 

 

 

Q.どのような人がシェルボーン・ムーブメントに参加しますか?

 

A.知的障がい、発達障がい、肢体不自由、視覚障がい、聴覚障がい等のある人や、子育てに自信を失くしてしまっているお母さんやお父さんも参加することができます。友愛では、さまざまな障がいのあるお子さん(幼児・児童・生徒)を歓迎します。

 

 

 

Q.シェルボーン・ムーブメントによって何が期待できますか?

 

A.・自分の身体に心地よさを感じ、リラックスできるようになります。

 ・動くことが好きになり、さまざまな身体の動かし方を身につけます。

 ・人への関心が高まり、積極的に関わろうとするようになります。

 ・自分がしていることに集中できるようになります。

 ・自分のできることを理解し、達成して自身が持てるようになります。